金のフレーズTOEICは、TOEIC対策において最もおすすめできる単語帳です。TOEIC600〜990点レベルまでの単語が1,000単語にまとめられており、本当に出る単語だけをピンポイントで学習できます。
本記事では、そんな金のフレーズTOEICの使い方や勉強方法について、実際の書籍の画像と共に解説します。
ただでさえ良い単語帳ですが、正しい使い方で使いこなすことができれば、学習効率は何倍にもアップします。
「金のフレーズTOEICの購入を検討している方」「すでに金のフレーズTOEICを持っている方」はぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
目次
金のフレーズTOEICの概要
金のフレーズTOEICは、数あるTOEIC単語帳の中で最も「試験に出る単語が収録されている単語帳」として注目されています。
著者のTEX加藤氏のTOEIC受験回数は80回以上。2016年5月以降は、全てのTOEICで満点を取得しています。
TOEICには過去問がありませんし、問題用紙の持ち出しも認められていません。試験問題がブラックボックス化しているTOEICですが、TEX加藤氏は試験直後にカフェへ駆け込み、印象に残った単語・重要語句・フレーズをメモしていたとのこと。
メモと試験後に公開された情報を合わせて「TEXファイル」なるものを作成し、それが金のフレーズTOEICの土台になったそうです。
金のフレーズTOEICでは、本当に出る1,000単語を、以下の目標スコアごとに学習できます。
- 600点レベル:400単語
- 730点レベル:300単語
- 860点レベル:200単語
- 990点レベル:100単語
金のフレーズTOEICの使い方
金のフレーズTOEICの使い方は以下の4手順です。
- 左ページの空欄補充を解く
- 何度も間違える問題にはチェックをつける
- チェックをつけた問題のみを解く
- ”①”に戻る
詳しく見てみましょう。
1. 左ページの空欄補充を解く
金のフレーズTOEICでは、一番左に例文、例文の隣に単語が記載されています。
他の単語帳では、一番左に単語、その隣に例文が記載されているのが一般的です。
金のフレーズTOEICの例文は全て7単語以下にまとめられています。これは、7単語が人間が瞬時に記憶できる語数の限界だと言われているからです。
まずは左ページの空欄補充問題を解きましょう。日本語訳と英文を見て、空欄に入る英単語を推測します。単語を推測したら、1つ右の列を見て、答え合わせをします。
分からなかった問題は、一番右の列の解説を読んだり、単語の意味を調べたりして復習しましょう。
2. 何度も間違える問題にはチェックをつける
問題を繰り返し繰り返し解いていると、何度解いても何度復習しても覚えられない問題が出てきます。そして「もう完全に覚えられたな」という問題も出てきます。
金のフレーズTOEICの書籍の左側には、チェックを付けられる欄が2つあります。
何度解いても何度復習しても覚えられない単語には、チェックをつけましょう。
チェックをつけてあげることで、もう覚えられた単語と、まだ覚えられていない単語が明確になります。
3. チェックをつけた問題のみを解く
数百問単位で問題を解き終えたら、チェックをつけた問題のみを解きましょう。そうすることで、覚えられていない単語だけをピンポイントで学習でき、学習効率がアップします。
完全に覚えられている単語は、何度も確認する必要はありませんからね。
チェックをつけた問題のみを解いていき、覚えられた問題が出てきた際は、チェックマークにバツ印をつけるなどして、覚えられた単語とまだ覚えられていない単語を判別できるようにしましょう。
そうしてチェックがついた問題を少しずつ減らしていくことで、確実に英単語を覚えられます。
4. (1)に戻る
チェックをつけた問題を一通り解き終えたら、また①に戻ります。
金のフレーズには1,000単語が収録されています。
- 600点レベル:400単語
- 730点レベル:300単語
- 860点レベル:200単語
- 990点レベル:100単語
例えば1〜200単語で①〜③を実践し、一通り覚えられたら次は201〜400単語で①〜③を実践しましょう。(必ずしも200単語区切りである必要はありません。100単語ずつでも250単語ずつでも構いません。)
ただし201〜400単語の学習中にも、時々1〜200単語を復習する機会を設けてください。なぜなら一度覚えられたと思っていた単語でも、時が経てば忘れてしまうからです。
復習をしなければ忘れたままになってしまう単語を、復習の機会を設けることで拾ってあげましょう。
①〜④を繰り返し、金のフレーズTOEICの単語を覚えましょう。ただし1冊全てを覚えてしまう必要はありません。TOEIC600点を目指すのなら400単語、TOEIC730点を目指すのなら700単語のように、上記の箇条書きを参考に、覚えるべき単語数を算出してみてください。
金のフレーズTOEICの効率的な勉強方法
金のフレーズTOEICの効率的な勉強方法は以下の3つです。
- 音声も活用する
- ページ右のTIPSもしっかり読み込む
- 毎日できるだけ多くの問題を解く
それぞれ詳しく見ていきましょう。
音声も活用する
金のフレーズTOEICでは、収録されている単語や例文の音声をネットから無料ダウンロードできます。ただ単語帳を眺めて単語を学ぶのではなく、音声も活用しましょう。
聞き取れる英単語は読むこともできます。よって音声を活用すれば、TOEICリスニングとリーディングを両方同時に対策できます。一方、読める単語が聞き取れるとは限りません。ただ赤シートを使って単語テストをするだけだと、リーディング対策にしかなりません。
金のフレーズTOEICの音声を利用するにはabceedというアプリが必要です。
- abceed(iOS)をインストール
- abceed(Android)をインストール
abceedは、豊富な人気TOEIC教材からあなたに最適な単語や問題を出題してくれるTOEIC対策アプリです。各書籍の音声だけであれば無料で聞けます。TOEIC対策用の書籍にabceedの音声が組み合わされば、学習効率は何倍にもアップしますよ。
金のフレーズTOEICの音声は、英単語→例文(日本語)→例文(英語)の順番で流れます。
ページ右のTIPSもしっかり読み込む
金のフレーズTOEICの見開き右側のページには、著者のTEX加藤氏によるTOEICに関する雑学やTIPSが記載されています。
「面倒だから」と読み飛ばしてしまう方も多いですが、雑学やTIPSには全て目を通しましょう。他の参考書には載っていないTOEICテクニックが身につきますよ。
実際に金のフレーズTOEICに記載されている雑学やTIPSをいくつか見てみましょう。
TIPS例1:英単語”delivery”について
TOEICの世界では配送の際、商品の破損や色・サイズ違い、誤配、配送漏れ、配送遅れ等ありとあらゆるトラブルが発生する。
上記のTIPSを知っておくことで、配送に関する英文が出てきたら「何かトラブルが起きるのかな?」と先読みできるようになります。
TIPS例2:英単語”payment”について
TOEICの世界ではペーパーレス化がトレンドである。このため、紙の請求書での支払いの代わりに、オンラインでの支払いを勧める文書が頻出する。
上記のTIPSを知っておくことで、支払いに関する英文が出てきたら「オンラインで支払うのかな?」と先読みできるようになります。
全ての単語にTIPSが記載されているわけではありません。平均して10単語に1つ程度のTIPSがあるので、かかさずチェックしましょう。
毎日できるだけ多くの問題を解く
金のフレーズTOEICには、以下1,000単語が収録されています。
- 600点レベル:400単語
- 730点レベル:300単語
- 860点レベル:200単語
- 990点レベル:100単語
例えばTOEIC600点を目指す場合「1日10単語×40日で400単語覚えよう」という学習方法はおすすめできません。それよりも「1日200単語ずつ40日間毎日目を通す」といった学習方法がおすすめです。その場合、1単語にかける時間は極限まで減らして構いません。
前者の学習方法だと、40日目には1日目に覚えた単語を忘れてしまっています。人は忘れる生き物です。そして忘却を防ぐために必要なのが復習です。月に3度以上の復習で、通常の記憶(短期記憶)は忘れない記憶(長期記憶)へと変化します。
前者では復習の機会はゼロ。しかし後者では、2日に1回同じ単語に目を通す(復習する)計算になります。毎日できるだけ多くの問題を解いて、意図的に復習の機会を増やしましょう。
まとめ
金のフレーズTOEICの使い方や勉強方法について、解説しました。
「TOEIC対策をしよう!」と決めたらまず最初に購入するのが単語帳です。しかし購入するだけ購入して、単語帳を最後まで解き終えられる方は少ないです。
あなたも単語帳を途中までしか覚えられなかった経験があるのではないでしょうか?
本記事の通りに金のフレーズTOEICを実践することで、3ヶ月もあれば1冊丸々覚えられます。「どんな使い方だったかな?」と思う度にこの記事を訪れてみてください。