【単純】英語・英会話が上達しない8つの理由と&解決法まとめ【今すぐ実践可能】

「英語・英会話を勉強しているのに全く上達しない。本当にこのまま英語学習を続けていいの?」と悩む方は多いです。

 

英語・英会話は、正しい方法で勉強しなければ上達しません。間違った方法で勉強してしまうと、ただただ時間を無駄にしてしまいます。

 

せっかく英語を勉強するのなら、意味のある勉強にしたいですよね。そこで本記事では、英語・英会話が上達しない8つの理由と解決策を解説します。

 

記事を最後までチェックすれば、なぜあなたの英語・英会話が上達しないのか、どうすればあなたの英語・英会話が上達するのかが分かりますよ。

英語・英会話が上達しない8つの理由と解決法

英語・英会話が上達しない理由は、以下の8つです。

 

英語・英会話が上達しない8つの理由
  1. 自分の英語力を把握していない
  2. 目標がない
  3. ただがむしゃらに勉強している
  4. その日の気分で学習時間を決めている
  5. 勉強時間が足りない
  6. アウトプット量が足りない
  7. インプット量が足りない
  8. 勉強に集中できていない

     

    あなたはいくつ当てはまりましたか?解決策と共に、それぞれ詳しく見ていきましょう。

    自分の英語力を把握していない

    英語・英会話が上達しない理由の1つ目は「自分の英語力を把握していない」です。自分の英語力を把握できていないと、自分のレベルに合っていない勉強方法や教材を選んでしまいます

     

    例えば簡単すぎる教材を使って勉強しても、英語力はあまり伸びません。また難しすぎる教材を使うと、全く敵わずにモチベーションを失い、挫折してしまいます。

     

    英語は「とりあえず勉強しておけば伸びる」というほど簡単なものではありません。自分のレベルに合った学習が必要です。TOEIC400点レベルの方がTOEIC900点レベルの参考書を解いたからと言って、TOEIC900点が取れるようになるわけではありません。

     

    「私の英語力は高校卒業レベル」「私の英語力はTOEIC600点レベル」と自分の英語力が分からない方は、勉強を始める前に自身の英語力を確かめましょう。

     

    市販の参考書は「高校レベル」「TOEIC600点レベル」のようにレベル分けされています。書店で参考書を手にとってパラパラとページをめくってみると、自分がどのレベルの英語力を持っているのかが分かりますよ。

    目標がない

    英語・英会話が上達しない理由の2つ目は「目標がない」です。「英語学習」と一言で言っても、目標(ゴール)は人によって様々です。例えば以下のような目標があります。

     

    • 不自由なく英語圏を旅行できるようになりたい
    • 海外ドラマを字幕なしで見れるようになりたい
    • TOEIC700点を取りたい
    • 海外駐在員になりたい

     

    どの目標を目指すかによって、必要な勉強方法は異なります。例えば海外ドラマを字幕なしで見れるようになりたいのであれば、語彙力の強化とリスニングが必要です。また参考書ではなく、実際の映画やドラマを元にした教材を使うべきでしょう。

     

    英会話教室に通ったり、英検用の単語帳を解いても、海外ドラマを字幕なしで見れるようにはなりません。

     

    目標がなければ、上記の例のように本来不要なはずの勉強方法に取り組んでしまうかもしれません。

     

    英語を勉強するために英語を勉強している方はいません。英語を勉強してその先はどうしたいのか、目標を決めましょう。

    ただがむしゃらに勉強している

    英語・英会話が上達しない理由の3つ目は「ただがむしゃらに勉強している」です。急に「よし、英語でもやってみようかな」という気持ちになったことがあるのではないでしょうか?

     

    英語に興味関心を持つことは大切ですが、その勢いのまま無計画に勉強をしてしまうと、失敗します。なぜなら英語にはたくさんの勉強方法があるからです。例えば以下のような勉強方法があります。

     

    • ディクテーション
    • シャドーイング
    • 速読

     

    リスニングを鍛えたいならディクテーション、スピーキングを鍛えたいならシャドーイング、リーディングを鍛えたいなら速読のように、強化したい単元によって必要な勉強方法が異なります。

     

    勢いに身を任せて無計画に勉強を始めるのではなく、自分に必要な勉強方法を調べてから勉強を始めましょう。

     

    自分に必要な勉強方法を調べるには、伸ばしたい単元を知らなければなりません。英会話ができるようになりたいのならスピーキングとリーディング、洋書を読めるようになりたいのならリーディング、のようにあなたに必要な単元を絞り込んで見てください。

     

    もちろん4単元全て必要な場合もあります。その場合は、難易度が低い単元から学習しましょう。4単元の難易度は、簡単なものから順番に以下の通りです。

     

    4単元の難易度
    1. リスニング
    2. リーディング
    3. ライティング
    4. スピーキング

       

      その日の気分で学習時間を決めている

      英語・英会話が上達しない理由の4つ目は「その日の気分で学習時間を決めている」です。英語を勉強していると、やる気に満ち溢れている日と、全くやる気が出ない日がありますよね。

       

      やる気に満ち溢れている日は、3時間でも4時間でも英語を勉強できます。一方全くやる気が出ない日は、1時間も勉強できません。

       

      その日の気分で学習時間を決めていると、毎日コンスタントに学習した場合と比べて、学習時間の合計が短くなってしまいます。週に1日4時間勉強してあとは1日1時間や30分だけ勉強するよりも、週7日毎日2時間勉強した方が学習時間の合計は多くなります。

       

      また毎日同じ時間勉強をすれば、学習が習慣化され、勉強時間を確保するのが苦痛ではなくなりますよ。英語学習が、歯磨きやお風呂と同じ生活のルーティンになります。

       

      1日1時間でも1日2時間でもいいので、無理のない範囲で1日の学習時間を固定してみましょう

      勉強時間が足りない

      英語・英会話が上達しない理由の5つ目は「勉強時間が足りない」です。本気で英語を習得したいのなら、少なくとも1日1時間や2時間の勉強時間は確保しなければなりません。

       

      日本人が英語を習得するには、最低でも2,200時間の英語学習が必要だとされています。日本人は学校教育で1,200時間ほど英語を学ぶので、日本の社会人に必要な英語学習時間は「2,200時間-1,200時間」で1,000時間です。

       

      1,000時間の勉強時間を確保するには、1日3時間勉強しても3年弱かかります。1日1時間半から2時間の勉強で、2年弱です。

       

      もし「1日30分の英語勉強でも、毎日続けていれば英語が上達するはず」と考えているのであれば、その考えを改めるべきです。

       

      仕事や学校終わりに毎日1〜2時間の勉強時間を確保するのは困難です。よって、早朝やスキマ時間を勉強時間に充てましょうそうすることで無理なく毎日1〜2時間勉強できるようになりますよ。

      アウトプット量が足りない

      英語・英会話が上達しない理由の6つ目は「アウトプット量が足りない」です。アウトプットとは、英語を話したり書いたりすることです。

       

      外国の英語学習者は、日常的に英語をアウトプットする機会があります。なぜなら移民が多く英語で会話をする必要があったり、書籍やネット上の情報が母国語に翻訳されていなかったりするからです。

       

      一方日本で生活していると、英語をアウトプットする機会はほとんどありません日本に日本語を話せない外国人はほとんどいませんし、日本は人口が多く経済的にも豊かなので、大半の情報は日本語に翻訳されています。

       

      よって日本で英語をアウトプットするには、英語をアウトプットできる環境に身を置くか、意識的にそういった環境を作り出すしかありません。

       

      そこでおすすめなのがオンライン英会話スクールです。オンライン英会話スクールを受講すれば、国内にいながら海外在住の講師と格安で英会話ができますよ。また瞬間英作文であれば、オンライン英会話よりも気軽に英語をアウトプットできます。

      インプット量が足りない

      英語・英会話が上達しない理由の7つ目は「インプット量が足りない」です。日本人に不足しているのはアウトプットだけで、インプットは十分であると思われていますしかし実は、インプットも十分ではありません。

       

      確かに中学高校では単語を何千語も覚えました。中学・高校でインプットした英語を完璧にアウトプットできるようになれば、簡単な英会話はできるようになりますまた自分の考えもほとんど伝えられるようになります。

       

      例えばソフトバンクグループ会長の孫正義氏の英語でのスピーチや対談は「中学英語を完璧に使いこなしている」と度々英語学習業界で話題に挙がります。

       

       

       

      しかし「中学・高校で十分英語をインプットしたから」とインプットをやめてしまえば、それ以上の英語を話せるようにはなりません。なぜならアウトプットできるのは、インプットされているものだけだからです。

       

      「単語や表現をインプットする→アウトプットできるようになる」のサイクルを何度も回すことが大切です。

      勉強に集中できていない

      英語・英会話が上達しない理由の8つ目は「勉強に集中できていない」です。いくら勉強時間を確保しても、集中できていなければ意味がありません。

       

      例えば仕事から帰宅してクタクタな状態で、ウトウトしながら英語を勉強しても、全く意味がありません。またテレビを見ながらのながら勉強も無意味です。

       

      英語を勉強するのであれば、その時間はそれ以外のことをするべきではありません

       

      「仕事終わりは疲れていてなかなか集中できない」という方は、早朝早起きして勉強をするといいですよ。早朝は頭がスッキリしていて、勉強を邪魔する誘惑もない、いわば英語学習のゴールデンタイムです。

       

      また「25分間集中→5分間休憩」のサイクルを繰り返す、ポモドーロテクニックの導入もおすすめです。小刻みに休憩を挟むことで、集中力が持続します。

       

      以下、ポモドーロテクニック用のタイマーアプリです。

       

      Be Focused(iOS)

      英語・英会話を上達させるための改善点がいくつも見つかった方に伝えたいこと

      英語・英会話が上達しない理由を8つ解説しました。1つや2つしか当てはまらなかった方もいれば、いくつも当てはまった方もいるはずです。

       

      改善点がいくつも見つかった方に伝えたいことは以下の2つ。

       

      • 同時に複数の改善を行う必要はない
      • 8つ全てを満たしている英語学習者はほとんどいない

       

      それぞれ詳しく見ていきましょう。

      同時に複数の改善を行う必要はない

      英語・英会話が上達しない理由を8つのうち、3つ以上改善すべき点が見つかった方でも、同時に複数の改善を行う必要はありません。

       

      全てを同時に改善しようとすると、必ずどこかでパンクしてしまいます。焦らずに、1つずつ改善していきましょうそうすることで、確実に英語・英会話の上達に近づいていきます。

      8つ全てを満たしている英語学習者はほとんどいない

      英語上級者だからと言って、英語・英会話が上達しない理由8つを全てクリアしているとは限りません。よって、いくつか改善すべき点があっても、焦る必要はありません。

       

      8つ全てを満たすことはほとんど不可能に近いです。よって「8つのうち6つや7つはクリアできている状態を目指す」でも構いません。

       

      できるだけ簡単に実践できる改善策を解説したつもりですので、実践できそうなものからどんどん実践してみてください。

      まとめ

      英語・英会話が上達しない8つの理由と解決方法について解説しました。あなたは8つのうちいくつ当てはまりましたか?

       

      全てを一気に改善することは難しいので、簡単に改善できそうなものから順番に、少しずつ改善していきましょう。そうすることで、英語の上達に一歩ずつ近づいていきます

       

      今日の英語学習から、早速本記事で学んだことを実践してみてください。

       

      「英語・英会話が上達しない」と自分で認識できている今だからこそ、大きく変わるチャンスです。

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